「プッシュ通知」がサイトのアクティブ率を下げているのかもしれない
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今日はプッシュ通知って便利だけど、実はサービスをつまらなくしているのかもしれないという話。
最近、「qixil」というサービスがリリースされました。
ベンチャー・スタートアップのためのQ&Aサービスです。
まだアプリ版がリリースされていないくて、
スマホのブラウザーでしか動かすことができません。
リンクをiPhoneのホーム画面に追加して使っています。
※ホーム画面に追加だとプッシュ通知は来ません!
自分もスタートアップの人間なので、
試しに「質問を投稿」してみることにしたのです。
すると、その反応が気になりすぎて、プッシュ通知がないのにサービスを一日に3回は開くようになっていました。
思い返してみると、ガラケー時代の「mixi」の感覚と全く同じでした。
自分の書いた日記に誰かから反応がないか、必死でリロードをしまくっていました。
反応欲しさに書いているので、反応がないとなると大事件です。
用もないのに友達のページを訪問し、「あしあと」を付けていました。
「あしあと」を付けた人たちがわたしのページに来てくれるかもしれないですから。
今思えばなんて不毛なことをしていたのでしょう。。
でも、反応が知らされないことで確実にアクティブ率が上がっていたなと、思い返すと感じます。
確かに便利なプッシュ通知ですが、通知が来た時にしか開かないという逆説的なことが起きてきているのかもしれません。
通知を確認するためにサイトを訪れ、そしてそれがない時のさみしさ。
それを紛らわすためにサイトを回遊する。
「紛らわすためにサイトを回遊」この部分がプッシュ通知を実装することで失われます。
だってプッシュ通知が来ていないということは、反応がないということなのですから。わざわざサイトを開いて通知を確認する必要は全くありません。
また逆に反応があった時の嬉しさやドキドキ感は倍増していましたよね!
@osabecchi まさに。一件のコメントがあります!っていうmixiの赤文字の通知ほどドキドキしたものはないな。Facebookの通知とか雲泥の差だわ…
コミュニケーション系のサービスであれば、「プッシュ通知を実装しない」ということもアクティブ率を上げる大きな打ち手かもしれませんね。